こうした悩みにお答えします。
この記事では、基礎知識と注意点について解説したあとに、商用利用可能なフリー素材サイトをまとめてご紹介します。
ブログにおすすめのフリー素材・画像サイトまとめ
実は普段目にするブログやサイトでも、多くのフリー素材が使われています。
全てのサイトというわけではありませんが、自分で撮ったり作成したりというのは、わずかだと思います。
つまり、正しい使い方さえ学べばあなたのブログでも同じようにフリー素材を活用できます。
実際、当ブログでもフリー素材・画像サイトを使ってブログを運営しています。
この記事を読めば、安心してブログのアイキャッチ画像や記事の中に写真やイラストが使えるようになりますので、最後までじっくり読んでみてくださいね。
それでは、さっそく見ていきましょう。
\当サイトも使ってるWPテーマ『THE THOR』/
»【THE・THOR(ザ・トール)】
ブログにおすすめのフリー素材・画像サイトまとめ
フリー素材とは一般的に、無料で利用できる写真やイラストなどを指します。
使い方としては、配布されているWebサイトからダウンロードして、自分のWebサイトなどで使用します。
フリーと言いつつ、どんな使い方をしても自由というわけではなく、著作権を持つ側が許可した範囲で自由に使えるという意味です。個人利用のみや加工不可など、許可の範囲は利用規約に記されていますので必ず確認しましょう。
ブログで使う画像は3種類
▼ブログに使う画像は、以下の3種類です。
- フリー素材
- 有料素材
- オリジナル素材
①:フリー素材
フリー素材のメリットは、お金がかからないので気軽に使えることです。
ここで結論を言いますと、基本的にはフリー素材を利用すればOKです。というのも、有料の画像だから読者はより記事に惹きつけられるということではありません。
まずは画像があればOKですので、初心者はあまり気にせずフリー素材を使っていきましょう!
- お金がかからない
- 誰でも気軽に使える
- 他のメディアと画像が被る
- 商用利用不可の場合がある
- クレジット表記が必要なものもある
- 著作権・肖像権侵害になる画像もある
②:有料素材
有料素材は、質の高い写真が多いことが最大のメリットです。そのため、記事全体の見映えも良くなります。
一方、デメリットは料金が発生することです。ダウンロードし放題ではないので、画像の選択には時間がかかる場合もあります。
- クオリティの高い画像が多い
- 他のメディアとかぶりづらい
- 費用がかかる
- 画像選びに時間がかかる
③:オリジナル素材
オリジナル画像とは、自分で撮った写真や、描いたイラストなどのことです。
他にはない素材のため、オリジナリティがあり差別化しやすいのがメリットです。
一方で、デメリットは素材を用意するのが面倒なので、クオリティの高い画像に仕上げたい場合は、撮影や画像加工のスキルが必要になります。
- 個性を出しやすい
- 著作権侵害の心配が不要
- 画像を用意する手間・時間がかかる
- センスやスキルが必要
フリー素材を使うメリットは?
フリー素材を使うのは、ブログ記事をより「見やすく・わかりやすく」するためです。具体的にどのようなメリットがあるのかを以下で紹介します。
読者の目を引きやすい
フリー素材は「アイキャッチ画像」としても活用できます。
イメージしやすくなる
ブログは情景を文字だけで説明するのは難しいので、書き手のテクニックと読み手の読解力、両方が必要になります。
イラストや画像を使うとイメージしやすくなり、読者が記事の内容を理解しやすくなります。
読みやすくなる
ブログは文字だけが並んだ記事はとても読みにくく、読者の集中力が切れたり飽きたりして、途中で読むのをやめてしまいます。
しかし、途中で画像を挟むと読者の目が休まり、記事が読みやすくなります。また、場面転換など、よいタイミングで画像を挟むと記事にメリハリがつきますよ!
フリー素材を使うときの注意点
フリー素材は、どんな使い方をしてもいいというわけではないという話をしました。許可されている範囲が記された「利用規約」を読み、正しく利用しましょう。
フリー素材でも著作権がある際は、規約に違反すると訴えられる可能性もあるので、利用規約を読んだ上で、以下で説明するポイントも確認しましょう。
ブログで利用するときに注意するべきことを、3つご紹介します。
商用利用はできるのか?
注意するべきルールには「商用利用の禁止」があります。
自分のブログが広告を掲載するアフィリエイトブログである場合や、企業とタイアップした広告記事のブログである場合も商用利用に当てはまります。
クレジット表記は必要なのか?
クレジット表記は、「著作権表示」「コピーライト表記」ともいわれ、著作権者名をイラストや画像と一緒に記載することを指します。
利用規約によっては、サイト名や配布元のURL、写真の撮影者名、素材提供者名など細かい記載が必要です。
また、表記にリンク機能をつけ、配布元や著作権者のURLにアクセスできるよう求められることもあります。
▼クレジットとは?
コピーライトは著作権と同義です。著作権は知的財産権の一つで、文芸、学術、音楽など文化的な著作物を保護する権利です。著作権に違反すると罰金や懲役の処罰を受けることもあります。copyrightや©、(c)と表記されることもあります。
出典:Copyright(コピーライト、©)とは?実は記載しなくてもよい!?表記の意味を解説
改変はできるのか?
改変とは、配布された素材を編集することです。
どの改変が禁じられているかは配布元によって異なるため、それぞれの利用規約をしっかり読みましょう。
トラブルを避けるために知っておくべきこと
フリー素材に限りませんが、利用規約を守った運用を行っているつもりでも思わぬトラブルに遭う可能性があります。そのことを念頭に入れておくことは大切です。
一番まずいのは権利者がブログ運営者に連絡が取れない場合です。連絡が取れないと事業者に対して、開示請求や削除請求が届くなど大きなトラブルに発展することもあります。
ブログ上に連絡可能なお問合せ先を用意する。万一のお問合せに対しては慌てず、無視せず真摯に対応する。このことをぜひ覚えておきましょう。
『写真探し』におすすめのフリー素材・画像サイト
まずは、写真素材が豊富なサイトを紹介します。
Unsplash
出典:Unsplash
Unsplashは、クオリティの高い素材が公開されているストックフォトサービスです。とにかく素晴らしいフリー写真素材がたくさん公開されているサイトです。
ダウンロードは無料な上、商用利用も可能です。
>> Unsplashの公式サイトをみる
pixabay
pixabayの特徴は、1800万点以上という画像・動画素材の豊富さで、ブログの内容にぴったりな画像を見つけやすいことです。
会員登録せずに高品質な動画を使いたいという人におすすめです。
商用利用や改変が可能で、クレジット表記は必要ありません。しかし、もし画像に企業のロゴや歴史的建造物など、著作権を有する素材が写っていた場合は、使用しない方が無難です。
>> pixabayの公式サイトをみる
写真AC
写真ACの特徴は、ユーザーが写真を投稿する国内サイトのため、日本人の人物写真や日本らしい素材の写真が多いことです。
自然で親しみやすい画像を使いたい人におすすめです。写真は商用利用や改変が可能で、クレジット表記も不要です。しかし、写真そのものを販売するなど一部の商業利用は禁じられています。
ぱくたそ
ぱくたそは、会員登録なしで写真をダウンロードできるサイトです。
商品化はできませんが商用利用が可能で、加工などの改変も可能です。クレジット表記は原則的に義務ではないものの、推奨されています。モデル名の表記がない写真は、個人を特定されないよう、ぼかしなどの配慮が必要です。
>> ぱくたその公式サイトをみる
food.foto
food.fotoは、果物や野菜、料理や飲み物など、飲食の画像に特化したサイトです。
食器の写真もあり、料理や雑貨をテーマにしたブログにおすすめの素材サイトです。商用利用や自由な加工ができ、クレジット表記も必要ありません。
しかし、SNSなどログインが必要なサイトへの使用や、被写体のイメージを損なう使用は許可されていません。
>> food.fotoの公式サイトをみる
『イラスト探し』におすすめのフリー素材・画像サイト
続いてイラスト素材が多いサイトです。記事をやわらかい印象にするには、ユニークなテーマにも対応している素材サイトを選ぶといいでしょう。
イラストAC
イラストACは、ユーザー80万人以上という人気の高いイラスト素材サイトです。
商用利用や加工ができ、クレジット表記も必須ではありません。背景、人物イラストなどが豊富にあり、ブログのカスタマイズから記事の画像まで広く使えます。
プレミアム会員は、権利トラブルを50万円まで保障する「あんしんサポート」を利用できます。
>> イラストACの公式サイトをみる
いらすとや
いらすとやは、季節のイベント行事の絵が網羅されているサイトです。
記事のシチュエーションを的確にイラストで表したい人に向いています。
商用利用は1制作物につき20点まで、加工は素材の印象を損なわない範囲で許可されています。クレジット表記は必要ありません。
>> いらすとやの公式サイトをみる
humanpictogram
humanpictogramは、非常口の標識などで使われる表現「ピクトグラム」の人物イラストを集めた素材サイトです。
シンプルで直感的なイラストを使いたい人におすすめです。
とび膝蹴りやちゃぶ台返し、空飛ぶ魔女などユニークなイラストも多くあり、マニアックな記事にも対応できます。商用利用や加工が可能で、クレジット表記も必要ありません。
>> humanpictogramの公式サイトをみる
いらすとん
いらすとんは、人物や動物、イベントなど、ほのぼのとした「ゆるかわ系」イラストが豊富でブログをやわらかい雰囲気にしたい人におすすめのサイトです。
線画もあり、白黒利用にも対応します。商用利用可能でクレジット表記は必要なく、規約の範囲内で加工可能です。また、有償で希望のイラストを作成してくれるサービスもあります。
>> いらすとんの公式サイトをみる
undraw
出典:undraw
イラストのベースカラーを調節できるのが特徴です。
同じ画像でも、色合いによって雰囲気が変わるので、お好みの色で活用できます。
>> undrawの公式サイトをみる
『写真・イラスト一括検索』におすすめのフリー素材・画像サイト
続いてイラスト素材が多いサイトです。記事をやわらかい印象にするには、ユニークなテーマにも対応している素材サイトを選ぶといいでしょう。
O-DAN
O-DANは、海外の写真素材サイトを一括検索して、フリー素材を探せるサービスです。
スタイリッシュな画像を使いたい人におすすめできます。
トップページの検索バーに任意の単語を入れると、マッチした画像がサイトごとに一覧表示されるシステムです。検索バーのチェックボックスをオンにすると、商用利用可能な素材を探せるのも便利ですね。
>> O-DANの公式サイトをみる
タダピク
タダピクは、商用利用可能でクレジット表記不要なフリー素材サイトだけを検索できる、一括検索サービスです。
商用利用できないサイトを省けるのは便利ですよね。
検索バーに単語を入力すると、素材サイトの名称とともに画像が表示されます。「イラスト」「イラストを除く」「海外サイトを除く」など、検索結果にフィルターをかけることも可能です。
>> タダピクの公式サイトをみる
Shutterstock【有料素材】
出典:Shutterstock
Shutterstockとは、3億枚の素材を扱っている世界最大級の有料画像サイトです。
ハイクオリティの写真をダウンロード可能です。月額料金の定額プランと、買い切り型のオンデマンドパックがあります。
>> Shutterstockの公式サイトをみる
freepik
出典:freepik
毎日、数百の無料ベクター画像が更新されるサイトです。
写真素材だけでなく、アイコンも充実しているのが特徴です。
>> freepikの公式サイトをみる
PIXTA【有料素材】
出典:PIXTA
PIXTAとは、高品質の画像を扱う有料素材サイトです。
Shutterstockと比べると、日本人のモデルが多いのが特徴。年間や月々更新プランの他、単品購入も可能で使いやすいです。
>> PIXTAの公式サイトをみる
オリジナル画像作成におすすめのツール
出典:Canva
Canvaとは、無料で使えるデザイン作成ツールです。
ブラウザ上で作業・保存できるのが特徴。そのため、他のPCやスマホアプリからも、同じデータにアクセスして編集できます。
テンプレートが多数あり、型を選んで文字を書き換えるだけなので、使い方も簡単。もちろん、用意された素材を使わずに、自由に作ることも可能です。
また、Canva Pro を利用すれば、自由自在にオリジナル画像の作成ができるようになります。
まとめ:フリー素材でサイトの質を高めよう!
今回は、ブログにおすすめのフリー素材・画像サイトについての定義やブログに使うメリット、使う場合の注意点などを解説してきました。
ブログ記事に素材を活用すると、読者に視覚的なイメージを与えられるので非常に便利です。
ルールを守ってうえでフリー素材を効果的に使い、高クオリティなブログを作っていきましょう!
▼最後に、今回紹介したフリー素材サイトの一覧をまとめました。
<写真探しにおすすめ>
<イラスト探しにおすすめ>
<写真・イラスト一括検索におすすめ>
<オリジナル画像作成におすすめ>
- Canva
その他の、おすすめブログツールについては、下記の記事にてご紹介しています。
» ブログ運営におすすめの神ツール11選【収益化の非需品】
というわけで、
今回は「ブログにおすすめのフリー素材・画像サイトまとめ【商用利用可】」をまとめてみました。
ここまで、記事を読んでいただきありがとうございます
おつかれさまでした!