こんな悩みを解決するために、人を動かす文章の書き方とテクニックについて解説します。
本記事の内容
- ブログで人を動かす文章の書き方とテクニック
文章で人を操ることができたらブログで稼ぐことなんてカンタンな気がしますよね。そんなことを常々おもいます。
ただしテクニックを知っているかどうかなので、人を動かす文章を書きたい方は本記事を最後まで読んでみてください。
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ブログで人を動かす文章の書き方

人を動かす文章とは、
- × 伝わらない文章
- △ 伝わる文章
- ◎ 行動を起こさせる文章
だと考えます。
例えば「あなたは今週末に何をして過ごしますか?」こんな短い文章でも人は動きます。
なぜなら、とくに参考理由も提示しなければ、人は受け取った情報が足りな過ぎて、想像や予測で判断する習慣があるからです。
=文章においては読者の想像力を利用するのです。
そして、人を動かす文章を書く上で、やってはいけないことがあります。
「書かない」3原則
- あれこれ書きすぎない
- きれいな文章を書こうとしない
- 自分が書きたいことを優先しない
これらを1つずつ、深掘りしていきましょう。
①:あれこれ書きすぎない
まず人を動かす文章の書き方として「自分が何を伝えたいのか」ではなく「この記事を読んだとき、相手にどんな行動を起こしてほしいのか」で考える必要があります。
例えば「おすすめの調理器具」ではなく、どう伝えれば「いま買わないと損をする」と思っていただけるのか。
「伝わる文章」よりも「したくなる文章」を書くことがポイントです。
また、読者はこちらの文章を読みたいように想像しながら読んでいるため、きちんと説明された長い文章である必要はありません。
文章を書くときのスタートは「相手にどんな行動を起こしてほしいのか」を設定することです。
これを広告の世界では「ワンメッセージ・ワンアウトカム」と言われています。
※ ワンメッセージ・ワンアウトカムとは、1つのメッセージが読者に伝わり心を動かすことで、1つの結果を得るという考え方。
例えば「ブログは文章を書いて稼ぐことができます」と、書きすぎない文章で本質を示します。
実際は奥が深いのですが、ブログ初心者の方にその内容を深々と説明しても、ややこしく感じてしまい途中で読むのをやめてしまうでしょう。結果的に「ブログ=難しい」で終わってしまうはずです。
そこで読者に一番伝えたい要素を取り出せば「ブログ=稼げる」となり、行動に起こしやすくなります。
人を動かす本質は読者の中にしかなく、文章はそのスイッチを押すための道具にすぎません。
ここで覚えてほしいことは「伝えたいことを1つに絞ると人は動く」ということです。
②:きれいな文章を書こうとしない
どんな文章にも共通することですが、端的にいうと「感情を揺さぶるような文章を書く」ということです。
それは「読者の感情に働きかける」「感情を揺さぶる」という力になります。
きれいな文章を書こうとすると表面的な文章になってしまい読者の心には届きません。
時候の挨拶のような言葉が心に届いたことはありますか?そんなことよりも近況を話した言葉の方が心に残りますよね。
ここで覚えてほしいことは、きれいな文章は読まれず個人的な思いや背景が盛り込まれている文章の方が読まれるということです。
③:自分が書きたいことを優先しない
一言で表すと「自分が書きたいことではなく、読者の心(悩み)を読んで書く」ということです。
正直、書きたいこと書いて誰が読みますか?
読者は「これって自分のことかも」「答えが見つかるかも」と感じて読み進めます。
基本的に読者は文章をしっかり読んでくれません。
あなたも仕事の書類にさらっと目を通して終わることは多くないですか?
文章で人の心を動かすことはそう簡単なことではありません。
だからこそ読者の心を読むことが重要なのです。
自分が書きたいことを考えている時間があるなら、それを読む人たちのことを考えていた方が文章に良い影響を与えます。
ブログで人を動かす文章のコツ7つ

どんな文章でも読み手の心を動かして行動へと導けなければ価値はありません。
読者は「自分の欲求と関連したことが書いてある」と気づけば文章を読もうとします。
これから紹介するコツをうまく盛り込めば、あなたの文章は相手の心を思うままに動かすことができるでしょう。
読者を動かす7つのコツ
- 興味
- 本音と建前
- 悩み
- 損・得
- みんな一緒
- 認められたい
- あなただけの
上記の全てを取り入れる必要はありませんが、状況に応じて組み合わせることで読者の心を掴み込んでみてください。
コツ①:興味
1つ目のコツは「興味」です。
ブログを書く場合は、読者がどんなものに興味を持っているのかを探る必要があります。
手っ取り早い方法は、ツイッターなどのSNSからヒントを取得することです。
参考になるキーワードとは?
「スキマ時間にできる副業ないかな。」
「低コストで始められる副業ないかな。」
「アフィリエイトをやってみたーい!」
上記のような内容の書き込みを見ただけでも、世間の興味・関心がすぐにわかりますよね。
コツ②:本音と建前
2つ目のコツは「本音と建前」です。
日本国内で暮らす大半の方が本音と建前で過ごしているのではないでしょうか?
- 本音=理想はこうありたい
- 建前=現実ではこうあるべき
誰もが日頃から使い分けている本音と建前。その間にあるのは「理想と現実」です。
この「理想と現実」のギャップが大きいほど、読者を行動させるエネルギーは変わります。
そこで強いフックとなるのが、人の心にある「建前を認めてほしい」という欲求です。
心中に秘めている本音を見抜き認めてあげられたら人は認めてくれた相手を心から信頼し、本音を話してくれるようになります。これは、男女・年齢問わず人を突き動かす力ですね。
大切なのは読み手の心にある本音と建前の境界線を想像することです。
コツ③:悩み
3つ目のコツは「悩み」です。
人の悩みは、以下の4つに大別されます。
- 健康
- 希望
- 人
- お金
これらの悩みに年齢を加えると大体の悩みは想像できます。
コツ④:損・得
4つ目のコツは「損・得」です。
例えば、以下のような広告を目にしたことはありませんか?
- 「全額返金」
- 「今だけ無料キャンペーン」
これらを「嫌い」という人は少ないでしょう。
多くの人が「無料!」という言葉に心惹かれる背景には「自分が得することよりも損することにより大きな影響を受ける」という心理があります。
どういうことかと言いますと、私たちは得するよりも損するほうが重く感じる生き物なのです。
損失を避けられるとわかった途端に得した気持ちになる。そんな心の動きを利用してるのが先ほどの「無料キャンペーン」です。
コツ⑤:みんな一緒
5つ目のコツは「みんな一緒」です。
「みんな」というキーワードは、人を行動に駆り立てるワードです。
これは「社会的証明」という心理が働いているからです。
※ 社会的証明とは、みんながしていることは正しいと思い込むこと。
人は決定に迷ったときに周囲を考察して同じ行動を取ろうとします。日本人はとくに周りの空気を読む行動を起こしますよね。
これをブログに活かすのであれば、読者が帰属したいと思っているカテゴリーを知ることです。
ここでブログをやりたい人に訴求するなら・・・
ブログをやっている人は、2008年に総務省が発表したブログの実態に関する調査研究の結果によりますと、
- 国内ブログ総数…約1,690万(2008年1月)
- ブログ記事総数…約13億5,000万件
- 新規開設ブログ …約40万~50万(毎月)
※ 現在はさらに10年以上経ていますので、膨大な数字となっていることが想像できます。
これからはもっとブログを始める方が増えると考えられるので、今から始めることをおすすめします。
ちなみに個人で稼ぐ時代に突入している現在、1人1メディアは持っておいた方が選択肢が広がるのでオススメです。
コツ⑥:認められたい
6つ目のコツは「認められたい」です。
人は認められたり、褒められたり、評価されると嬉しいものです。
身近なところでいうと、SNSの「いいね」や「リツイート」をもらえると嬉しい感情が芽生えます。
これは心中にある「承認欲求」が満たされるからなんです。
コツ⑦:あなただけ
7つ目のコツは「あなただけ」です。
誰でも特別扱いは嬉しいものです。
文章では「あなただけに・・・」のように書くと人は弱く心が揺れ動かされます。
さらに「あなただけ」に加えて「希少性」が入ると、もう最強です。
例えば「今回はオプションをつけますよ。これって通常の人が1年分支払う金額に相当しますが、あなただけに限定特典として差し上げます。他の人には内緒でお願いします。」
このように数量限定よりも情報の限定に人は弱いです。
以上が人を動かす文章のコツでした。
ブログで人を動かすテクニック

最後に、ブログで人を動かすテクニックをご紹介します。
これから紹介するテクニックを全て使用する必要はありませんが、1つでも取り入れると効果的です。
- 冒頭はポジティブにする
- なんども繰り返す
- 話しかけるように書く
- アップダウンを意識する
- 追伸を加える
1つずつ、解説していきますね。
①:冒頭はポジティブにする
文章は始めが肝心でして、明るい調子で書き始めるとそれだけで相手の心をつかみ、その先を読みたいと思わせることができます。
記事の冒頭が暗ければ、言い回しをちょっとだけ明るいニュアンスにしてみましょう。
このように文章でも同じことが言えます。
②:なんども繰り返す
突然、何を繰り返すの?と思われたかもしれませんが、ここで言う繰り返しは「意味」と「感情」を繰り返すことです。
例えば「ブログを始めたい」と言う「意味」と「感情」を繰り返すのであれば、
- Who:誰がブログを始めたいのか。
- What:何がブログを始めるきっかけなのか。
- When:いつブログを始めたいのか。
- Where:どこでブログを始めたいと思ったのか。
- Why:なぜブログを始めたいのか。
- How:どのような感じでブログを始めるのか。
このように「5W1H」に当てると文章の説得力が大いに上がります。
③:話しかけるように書く
人は文章よりも会話のほうが内容を覚えやすいことから、会話を「文章化」するだけでも説得力は上がります。
読み手の疑問や反応を取り込んで書くことが「話しかけるように書く」のコツとなります。
文章は会話をするように1人2役で書いてみてください。そうすることでカンタンに心を動かす文章が書けます。
④:アップダウンを意識する
文章にメリハリをつけるためには、アップダウンのテクニックが必要です。
狙いとしては、メリハリの他に読み手の心を意図的に不安にさせた後にグッと持ち上げることが目的です。
例えば、大ヒットの映画や小説は、たいてい「上げて、下げて、また上げて」と言う構成になっています。
このアップダウンがないと人は感情が揺り動かされることはありません。
読み手の感情の起伏を大きくさせるほど、文章が持つエネルギーが強くなります。
⑤:追伸を加える
人が文章の中で最も心に残るのは追伸部分だと言うことをご存知ですか?
カンタンに言うと「まだ続きがあること」のほうが強く記憶に残るのです。
例えば「ドラマの次回予告」「映画の予告編」には、短時間の中でワクワクさせる期待感があり、印象に強く残ります。
まとめ:ブログで人を動かすなら書き方とテクニックを取り入れよう!

今回は、人を動かす文章の書き方とテクニックについて解説してきました。
本記事の内容をおさらいしましょう。
書かない3原則
- あえて文章を短くすることで読み手の想像力を借りる。
- 人を動かすのはきれいな文章ではなく感情を盛り込む。
- 読者が読みたい内容や言葉を選んで文章を書く。
ブログで人を動かす文章のコツ
- 興味
- 本音と建前
- 悩み
- 損・得
- みんな一緒
- 認められたい
- あなただけの
人を動かす文章のテクニック
- 冒頭はポジティブにする
- なんども繰り返す
- 話しかけるように書く
- アップダウンを意識する
- 追伸を加える
これから書く記事の中には、これらを意識して取り入れてみてください。
追伸:本気で人を動かすならこの本がおすすめ
正直、この本を手に取るかどうかでも文章力の差はついてしまうと思います。
ブロガーやアフィリエイターが愛読している本なので、あなたも読んでみてはいかがですか?
本書は、心理学を活かしたライティング術について書かれています。
ブログに応用できるテクニックが満載なので、手元に置いておきたい一冊です。
さらにもう一冊!こちらは「人を操る禁断の文章術」よりもさらに詳しく踏み込んだ本です。
ブログに限らず人生において最強の武器を手にすることができます。
本書はあまり教えたくはない。そんな一冊です。
さらにさらにもう一冊!こちらは言わずと知れた名著です。
ブログに限らず自分自身のためにもなる本なので読んでみる価値は大いにあります。
なかにはすべてのことをこの一冊で学んだという方もいるほどの内容なので気になる方はどうぞ。
以上です。
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というわけで、
今回は「ブログで人を動かす文章の書き方とテクニックを分かりやすく解説」をまとめてみました。
追記:「まだ間に合います」は最強の言葉である。
最後まで、記事を読んでいただきありがとうございます。