こうした悩みを解決します。
この記事では、Googleアドセンス審査の申請方法や合格するコツ、広告の設定方法について解説します。
- Googleアドセンス審査前の準備
- Googleアドセンス審査の申請方法
- Googleアドセンス審査に合格するコツ
- Googleアドセンスの設定方法
初心者がブログを収益化するときに、最もハードルが低いのがGoogleアドセンスだと言われています。なぜなら、1回広告を貼り付けると、読者にあわせて広告を自動配信してくれるからです。
つまりは、ブログ始めたての方でも審査に通れば自分のブログに広告を掲載でき、ユーザーが広告をクリックすることで報酬が発生します。
本記事では、審査を通過するためのコツを、しっかりと解説していくので安心して読み進めてくださいね。
何度か審査に落ちてしまった人も、ぜひ今回の記事を参考にしてブログを改善してみてください。
それでは、さっそく見ていきましょう。
Googleアドセンス審査前の準備
Googleアドセンスとは、Googleが提供しているWebサイト運営者向けの広告配信サービスです。具体的には、コンテンツから収益を得ることができるサービスのことです。
Googleアドセンスに審査がある理由は、広告主が安心して掲載できるサイト運営者を選抜するためなのです。
つまりは、 Googleが「広告を載せるにふさわしいWebサイトかどうか?」の審査をすることです。
審査前に準備しておくべきこと
悩んでいる人 「WordPress(ワードプレス)でブログを始めたいです。簡単に始められる方法はありますか?初心者でもわかるように教えてほしい。」 こうした悩みに答えます。この記事では、初心者でも迷わず、確実に[…]
Googleアドセンス審査には、登録するサイトが必要です。
まだブログを作成していない方は、ブログを作成するところから始めましょう。
ブログサービスとしては、Googleアドセンスを自由に掲載することができる、WordPress一択を推奨します。
▼これからWordPressブログを始める方は、コチラの記事から10分で始められますので、ぜひ参考にしてみてください。
Googleアドセンス審査に合格するには、広告主が安心して掲載できるサイトである必要があります。
▼当ブログが実際にアドセンスに合格した時のサイト環境は、下記のような感じでした。
- 記事数は10〜20本
- 文字数は1本2,000〜3,000文字
- 記事に画像を入れて見やすくした
- 記事を毎日更新した
- お役立ち情報を意識した
- テーマを3つほどに絞った
- アドセンスの規約に違反していない
- サイトマップの設置
- プライバシーポリシーの設置
Googleとしては、上記のようなサイトであれば広告主に安心して紹介できるということになります。
▼ちなみに、当ブログがアドセンス取得した時のコンテンツは、以下のような感じです。
- 商品紹介コンテンツ
- 学ぶことに特化した教育コンテンツ
- おすすめ情報コンテンツ
上記のように、誰に対してということでもなく雑記ブログに近いコンテンツで合格できました。
直感的には、内容が違反してなくて記事数が満たされていれば審査に合格できます。
Googleアドセンス審査の禁止事項
Googleアドセンスでは、禁止されていることがあります。
簡単に説明すると、違法なサイトや社会的にイメージが悪いブログはNGです。というのも、そのようなサイトに広告を載せたら、広告の印象が悪くなり、広告主のイメージダウンにつながってしまうからです。
禁止事項①:Googleアドセンスで禁止されているコンテンツ
Googleアドセンスの規約で禁止されているコンテンツがあります。
下記のような禁止コンテンツの利用は、控えましょう。
違法なコンテンツ
違法なコンテンツ、違法行為を助長するコンテンツ、他者の法的権利を侵害するコンテンツ
知的財産権の侵害
著作権の侵害に当たるコンテンツ。偽造品の販売または販売促進を目的とするコンテンツ。
絶滅危惧種絶滅危惧種から作られた製品の販売を促進するコンテンツ
例: トラ、サメのヒレ、象牙、トラの皮、サイの角、イルカ油の販売
危険または中傷的なコンテンツ組織的な人種差別や疎外に結び付く特性に基づいて個人または集団の排斥を促し、差別を助長し、誹謗しているコンテンツ
強要による他者への搾取を目的とするコンテンツ例: 略奪、リベンジポルノ、恐喝
ユーザーの誤解を招くコンテンツ例: パスポート、卒業証書、認可状などの偽造、学期末レポートの販売または配布、代筆や身代わり受験、薬物検査対策の情報や商品
不適切な表示に関連するコンテンツサイト運営者様の身分や、提供するコンテンツまたはウェブ プロパティの主な目的について、不適切な表示や虚偽表示、適切な情報の隠蔽をしている
露骨な性的描写を含むコンテンツ性的なテキスト、画像、音声、動画、ゲームを含むコンテンツ
国際結婚の斡旋外国人との結婚を促進するコンテンツ
例: 国際結婚斡旋、婚活ツアー
出典:Google サイト運営者 / パブリッシャー向けポリシー
上記のコンテンツは、申請する前も申請してからも禁止です。
禁止事項②:Googleアドセンスで規約違反している貼り方
審査合格後、広告を掲載する際に規約を守らないと広告が停止されてしまいます。
下記のような表示方法は禁止されています。
誤クリックの回避
・誤クリックの誘導
Google 広告をクリックするようユーザーに促す行為は、どのような方法であっても認められません。
・広告の不自然なアピール
Google 広告を不必要または不自然にアピールすることは禁止されています。
・画像と広告の並列配置
サイトに表示される個々の広告に特定の画像を関連付けて配置することは禁止されています。
・報酬の提供
広告のクリックに対して報酬や見返りを提供する行為は固く禁止されています。
適切な広告配置
・価値の高い広告枠
広告や有料の宣伝用資料は、配信するページのコンテンツよりも多くならないようにします。
・自動更新広告
ユーザーが更新をリクエストしない限り、ページやページの要素を更新することはできません。
・手続き完了ページ、離脱ページ、ログインページ、エラーページでの広告掲載
コンテンツを含まないページ(手続き完了ページ、離脱ページ、ログインページ、エラーページなど)に広告を掲載することは許可されません。
出典:広告のプレースメントに関するポリシー
Googleアドセンス審査に合格するコツ
Googleアドセンスの審査は、通りやすいコンテンツと通りにくいコンテンツがあります。
Googleアドセンス審査に通りやすいコンテンツは、ブログへ訪問してきたユーザーにとって役立つコンテンツです。
中身のないサイトに広告を張っても、ユーザーのアクセスは集まらず、広告のイメージダウンを招くかもしれませんので、Googleは価値のあるサイトを選んで広告配信を認めています。
そこで、Googleアドセンス審査に通りやすいコンテンツを作るコツをご紹介します。
1:ユーザーの悩みを解決する
Googleアドセンス審査では、「ユーザーにとって有益な内容であるか?」が重視されると言われています。
有益な内容としてわかりやすいのは、ユーザーの悩みや疑問を解決する内容であることです。
そのためには、ユーザーの検索意図を理解する必要があります。今後のためにも学んでおこうと思った方は、コチラの記事をご覧になってみてください。
→ SEOで検索意図が重要と言われる理由とは?【調べ方・作り方も解説】
2:オリジナル記事を目指す
ブログ記事にオリジナリティがあれば審査に通りやすくなります。
というのも、内容が近寄ってしまうことはよくあります。そこで差別化するためには、オリジナリティを出すことを重要です。
具体的には、ご自身の経験や体験談、知識などを交えて自分にしか書けない内容にするといいですね。
また、他の記事とは異なった別の切り口で説明することで、より説明がわかりやすくなることもあります。このような内容も独自性を持つ記事になります。
そして自分の味が出ている記事は、読者にとっても読んでいて面白いので、持ち味を生かした記事の作成をしましょう。
3:ページ数・記事数で意識する範囲
文字数は一般的に1記事2,000文字前後と言われたりしますが、あまり深く考える必要はありません。
大切なのは読者に向けて有益な情報を伝えることなので、読者に十分な内容が伝わるものであれば、それなりの文字数になります。
また、Googleアドセンスの申請は、記事数も10記事以上と一般的に言われていますが、 中には10記事以下で審査に通っている方もいます。
とはいえ、1記事で審査に通ったという人は聞いたことありませんので、複数記事は必要でしょう。
4:画像を入れる
記事に画像を入れることで、読みやすく、わかりやすいコンテンツになります。ただし、著作権的に問題のある画像やテレビ番組のスクショ・動画、許可を得ていない芸能人の写真などはNGです。
著作権フリーの素材画像を利用するようにしましょう。フリー素材画像については、コチラの記事を参考にしてみてください。
悩んでいる人 「ブログでフリー素材を使いたいので、おすすめのフリー素材・画像サイトを教えてください。」 こうした悩みにお答えします。この記事では、基礎知識と注意点について解説したあとに、商用利用可能なフ[…]
5:お問い合わせ・プライバシーポリシーの設置
お問い合わせ先や、プライバシーポリシーをサイトに設置しましょう。
参考:AdSenseヘルプ 必須コンテンツ
Googleはアドセンスの利用条件について3つ挙げていますので、目を通しておきましょう。
< Adsenseご利用条件>
- 他にはない魅力があるか
- 操作が簡単でわかりやすくなっているか
- ユーザーの興味を引く独自のコンテンツがあるか
参考: サイトのページが AdSense のご利用条件を満たしているか確認する
Googleアドセンス審査の申請方法
Googleアドセンス審査の申請方法から審査合格までの手順を解説します。
▼アドセンスの審査手順は、以下のとおりです。
- Googleアカウントを取得・ログインする
- アドセンス公式HPでURLとメールアドレスを入力する
- Googleアドセンスのアカウントを作成する
- お客様情報を入力する
- 電話番号の確認と認証
- サイトをアドセンスとリンクする
- 申請完了
①:Googleアカウントを取得・ログインする
Googleアドセンスは、Googleアカウントが必要です。
Googleアカウントを持っていない人は、ここで作成してから進めましょう。
▼まずは、こちらにアクセスします。(簡単無料です)
» Googleアカウントを作成する

▼名前やユーザー名、パスワードを入力するだけで簡単に作成できます。

②:Googleアドセンス公式HPでURLとメールアドレスを入力する
▼Googleアドセンスの公式HPへ移動します。
» Googleアドセンス公式HPへアクセスする
▼公式サイトの「ご利用開始」をクリックします。

▼下記の3つを入力して、「保存して次へ」をクリックします。


③:Googleアドセンスのアカウントを作成する
▼「国または地域を選択」をクリックして、「日本」を選択します。
▼利用規約をご確認のうえ「はい、利用規約を確認し、内容に同意します。」にチェックをしたら、「アカウントを作成」をクリックします。
④:お客様情報を入力する
▼「名前と住所」「電話番号(任意)」を記入して、「送信」クリックします。
⑤:電話番号の確認と認証
※このステップは省略されることがあるので気にせず進めましょう。
▼電話番号を入力して、「確認コードを取得」をクリックします。
▼SMSで6桁の「確認コード」を受け取ったら入力して送信します。
⑥:サイトをアドセンスとリンクする
サイトとGoogleアドセンスを紐付ける作業をします。
GoogleアドセンスのコードをWordPress内に貼り付けることで、Googleは審査をします。
▼まずは、Adsenseコードを「コピー」をクリックします。

▼「WordPress管理画面」→「外観」→「テーマエディター」をクリックして、「テーマヘッダー(header.php)」をクリックします。
▼エディタ内<head> </head>位置の範囲にコードを貼り付けます。(先ほどコピーしたものを貼り付けてください。)
▼貼り付けたら、「ファイルを更新」をクリックします。
▶︎アドセンスの管理画面に戻り「サイトにコードを貼り付けました」にチェックを入れてから、アドセンスの管理画面で「完了」をクリックします。
「コードが見つかりました」と表示されればOKです。
以上で申請は完了です。
⑦:審査合格
後日、Googleアドセンスの審査結果がメールで送られてきます。

上記のようなメールが届いたら合格です。
審査期間としては、数日から数週間、場合によっては数ヶ月かかることがありますので、気長に待ちましょう。
Googleアドセンスの審査期間
Googleアドセンス審査で何度も落ちてしまう人が実際にいます。というのも、明確な基準が公表されていないことが理由の1つでもあります。
また、 不合格となった場合も、ブログのどこが悪いのかを明確に教えてくれません。
そのため、合格するための具体的な改善点は、審査に合格した人の経験を聞いて推測して対策するしかないといっても過言ではありません。
当ブログの経験を元にどのような審査傾向があるのかと、審査期間についてこれから説明していきます。
審査傾向
最近のGoogleアドセンスの審査は、以前よりも厳しくなっている傾向にあります。というのも、以前は無料ブログに日記を数ページ書いて申請すれば、広告審査に通過できました。
しかし、今では無料ブログで申請してもなかなか通過できません。
審査に通るブログ記事は「本当にユーザーにとって有益な記事か」という点をしっかり意識して記事を作成しましょう。
審査期間
審査期間は、1週間ほどで結果が出るのですが、早い人で申請した当日に合格した人もいます。長い人だと数週間から数カ月もかかったという話もありました。
審査基準による優先順位がつけられおり、コンテンツが充実していてユーザーにとって有益な記事が書かれている場合は、審査期間が短くなります。
Googleアドセンス広告の設定方法

新しい広告ユニットを作成する
広告ユニットを作成することで、広告を設置することができます。
▼以下の5つがありますが、はじめは上3つしか利用できません。条件を満たすと全て解放されます。
- ディスプレイ広告
- インフィード広告
- 記事内広告
- 関連コンテンツ(一定のPVが必要)
▼例えば、ディスプレイ広告で広告ユニットを作成する時は、「ディスプレイ広告」をクリックします。

▼次に、広告ユニットに名前をつけて「作成」をクリックします。

広告コードをコピーする
広告ユニットが完成しますので、「< >」マークから広告コードを発行します。
「コードをコピー」をクリックして、広告コードをコピーしましょう。
広告コードをサイトに貼り付ける
コピーした広告コードを、WordPressに貼り付けます。
例えば、ウィジェットで広告を貼り付けることができます。

上記のように「トップページ上部エリア」などに貼り付ければ、OKです。
貼り付け方は、利用できるウィジェットの中に、任意のHTMLコードを入力できる「カスタムHTML」がありますので、「トップページ上部エリア」に追加すれば完了です。
追加できたら、タイトルは「スポンサーリンク」と入力し、内容に広告コードを貼り付けて「保存しました」をクリックすれば完了です。
▼当ブログのアドセンス位置は下記になります。
- コンテンツ上(タイトル上)
- サイドバー
- 記事下2箇所
- フッター
悩んでいる人 「WordPress有料テーマのTHE THOR(ザ・トール)の購入を考えています。無料テーマからの乗り換えなので少し不安です。失敗したくないので購入〜設定まで詳しく教えてください!」 こ[…]
WordPressの有料テーマを利用すれば、アドセンスを収益性の高い位置に簡単に貼れたりするので、まだ導入していない方は検討してみてください。
ちなみに、当ブログでは「THE・THOR(ザ・トール)」というテーマを利用しています。
▼THE・THOR(ザ・トール)に関しては、コチラの記事で詳しく解説しています。
まとめ:Googleアドセンス審査に向けて焦らず準備しよう!
今回はGoogleアドセンスの審査情報について、詳しく解説してきました。
Googleアドセンス審査に申請するときは、以下の事項をチェックしてから申請しましょう。
- コンテンツの内容
- 運営者情報の記載
- お問い合わせフォーム
- プライバシーポリシーの記載
もし、以下のような内容が含まれている場合は、削除あるいは修正しましょう。
- コピーコンテンツ
- 不適切な内容のコンテンツ
- 著作権に抵触する画像
Googleアドセンスの審査基準は年々厳しくなっているため、禁止事項などを確認し、コンテンツを充実させることが大切です。
もし審査が通った後、WordPressへの広告の貼り方については、こちらの記事にて詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
悩んでいる人 「Googleアドセンスに合格して、さっそく広告を貼ったのですが全くクリックされず、一度も収益が発生したことがありません。どこに広告を貼るのがいいのでしょうか。詳しく教えてください。」 こ[…]
というわけで、
今回は「Googleアドセンス審査の申請方法と合格するコツを解説!【お助けマニュアル】」をまとめてみました。
ここまで、記事を読んでいただきありがとうございます
おつかれさまでした!
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