こうした悩みにお答えします。
この記事では、ブログで適切なSEOキーワードの入れ方について解説します。
- ブログで適切なSEOキーワードの入れ方とは
- ブログで適切なSEOキーワードの探し方
- ブログで適切なSEOキーワードの選び方
今回の記事は初心者向けの内容ですが、今後のアクセスアップを考えるのであれば、決して見逃してはいけない部分の話になります。
なぜなら、ブログにキーワードを入れる理由は、SEOからのアクセスを集めるためだからです。
今回は、「キーワードの入れ方・キーワードの探し方・キーワードの選び方」という3つのポイントをご紹介していきます。
当ブログが検索順位をチェックする上で使用しているツールは「Rank Tracker(ランクトラッカー)」というツールでして、手軽に検索順位をチェックできるのでオススメです。
詳しくは、SEO検索順位チェックツール、Rank Trackerとは【GRCと比較してみた】にてご紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
それでは見ていきましょう。
\当サイトも使ってるWPテーマ『THE THOR』/
»【THE・THOR(ザ・トール)】
1.ブログで適切なSEOキーワードの入れ方とは
▼ブログでキーワードを入れるべきポイントは、下記のとおりです。
- タイトル
- H2見出し
- メタディスクリプション
- 本文(共起語とセット)
1つずつ、解説していきますね。
①:タイトル
タイトルにキーワードを入れましょう。
▼キーワードを入れるコツとしては、下記2つです。
- キーワードは左に詰める
- 長さを30文字前後にする
上記を意識して、タイトルにキーワードを入れます。
▼例えば、 [ ブログ 独学 ] というキーワードの場合、以下のような感じです。
ここでのポイントは、キーワードを左に詰めて、タイトルは30文字前後で書くことを意識することです。
なお、「絶対に左に詰めないといけない」という訳ではなく、できれば左に詰めた方がいいです。
なお、魅力的なタイトルの付け方については、ブログ記事のタイトルを決める方法【クリック率を高めるコツ】にて解説していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
②:H2見出し
H2見出しにも、キーワードを入れましょう。
▼キーワードを入れるコツとしては、下記の2つです。
- タイトルと対応させる
- キーワードは自然に入れる
上記を意識して、H2見出しにキーワードを入れます。
▼H2見出しの具体例は、下記のような感じです。
キーワード:[ キャンプ 一人 ]タイトル:【初心者向け】一人キャンプにおすすめのキャンプ場を紹介!
H2:一人キャンプにおすすめのキャンプ場の選び方
H3:〇〇〇〇〇
H3:〇〇〇〇〇
H3:〇〇〇〇〇
H2:一人キャンプにおすすめのキャンプ場の3選
H3:〇〇〇〇〇キャンプ場
H3:〇〇〇〇〇キャンプ場
H3:〇〇〇〇〇キャンプ場
H2:一人キャンプにおすすめの人気スポット比較一覧
H3:〇〇〇〇〇スポット
H3:〇〇〇〇〇スポット
H3:〇〇〇〇〇スポット
上記のようなイメージで、H2見出しに「キーワード(=キャンプ,一人)」が入っていますね。これがSEO的には、とても重要ということを覚えておきましょう。
イメージがなかなか掴めないという方は、当ブログの記事を参考にしてみてください。ほとんどの記事で、H2見出しにキーワードを含めています。
H2:一人キャンプにおすすめのキャンプ場の3選
H3:一人でも十分なキャンプスペース:〇〇〇キャンプ場
H3:一人でも困らない設備が充実:〇〇〇キャンプ場
H3:一人キャンプ専用エリア:〇〇〇キャンプ場
記事自体、読みにくくなってしまうので、H3までは意識しなくても大丈夫ですね。
③:メタディスクリプション
メタディスクリプションにも、キーワードを入れましょう。
メタディスクリプションとは、検索結果でタイトル下に表示される「補足的な説明文」のことです。検索されたときにクリックされやすくなる効果が期待できます。
▼キーワードを入れた書き方のコツとしては、下記の3つです。
- キーワードを入れる
- 記事内容を要約する
- 100文字におさめる
悩んでいる人 「WordPressテーマ『THE THOR(ザ・トール)』の導入を検討しています。実際に購入する価値があるのか知りたいです。あと他テーマとも比較したい。」 こうした悩みにお答えします。こ[…]
下線部分のように、Googleの検索結果では、検索クエリ(キーワード)と一致するメタディスクリプションの文字が、太文字で強調されます。
詳しくは、メタディスクリプションとは?【SEOを意識した文字数と書き方を解説します】にて解説しているので、チェックしてみてください。
メタディスクリプションの設定方法については、All in One SEOなどのプラグインを使うか、WordPressテーマに付属している設定機能を使いましょう。
ちなみに、当ブログが使用しているWordPressテーマ「THE・THOR(ザ・トール)」では、プラグインのインストールは必要なく、デフォルトで機能が備わっています。
▼気になる方は、コチラのレビュー記事に一度目を通りしてみてくださいね。
④:本文「共起語+キーワード」
本文には、「共起語+キーワード」を入れていきましょう。
共起語というのは、キーワードと一緒に使われることの多い言葉のことです。
例えば、「キャンプ」という言葉だったら、「キャンプ場」「初心者」「テント」「予約」「ソロ」「おしゃれ」「飯」が共起語になりますね。
そこで、キーワードの共起語を、本文に散りばめていく感じです。
▼共起語検索(無料ツール)

共起語のチェック方法は、上記の共起語検索というツールを活用しましょう。
キーワードの入れすぎに注意する
ここまでは、下記の3つにキーワードを入れましょう、という話をしてきました。
- タイトル
- H2見出し
- メタディスクリプション
SEOにおいてキーワードを入れるのは重要なのですが、キーワードの入れすぎには十分注意しましょう。
2.ブログで適切なSEOキーワードの探し方
ここからは、ブログに入れるキーワードをどうやって探すのか解説していきます。
キーワードの探し方については、SEOキーワード選定の方法を4ステップで解説!【検索上位を狙うコツ】にて詳しく解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。
探し方の前にSEOの基本を理解しよう
キーワードを探す前に、SEOの基本を理解しておきましょう。
本記事でご紹介している内容は、SEOに関する書籍を2,3冊読んだら、すぐに身につく内容です。
正直、SEOに関する知識は、本で網羅的に学ぶことがオススメなので、少なくとも2,3冊は読みたいところです。
今回の内容を押さえたら、SEO関連の本を自分でも読んでみましょう。
»【厳選】ブログ運営におすすめの本10冊を紹介【初心者向け】
上記の本を読みつつ、実践から学んでいきましょう。
キーワード候補を洗い出す
まずは、キーワード候補を洗い出します。
▼読者視点でキーワード候補をリストアップしてみましょう。
- 読者はどんな悩みを抱えているか?
- 読者はどんな言葉で検索するか?
例えば、英語に関するブログの場合。
- [ 英語 学習法 ]
- [ 英会話スクール おすすめ ]
- [ 英語教室 比較 ]
上記のような感じで、自分が読者だったらどんな言葉で検索するか?をイメージしながら、10個〜20個ほどリストアップしていきます。
ポイントは、読者の視点に立ってキーワードを出してみることです。
なぜなら、SEOの肝である「読者の検索意図」への理解が深まるからです。
ラッコキーワードでサジェストキーワードを洗い出す
キーワード候補を出したら、次は、ラッコキーワードというツールを使ってサジェストキーワードを洗い出していきます。
※ラッコキーワード=旧関連キーワード取得ツール
サジェストキーワードとは、Googleで検索するときに表示される、候補となるキーワードのことです。ユーザーに合わせておすすめのキーワードが表示されます。

上記のような感じですね。
このサジェストキーワードを、一括で取得してくれるツールがラッコキーワードです。
ラッコキーワードの検索窓に、キーワードを打ち込むと自動的にサジェストキーワードが一覧で表示されます。

上記の、赤枠の部分が、サジェストキーワードになります。
その他、50音別やアルファベット別のサジェストキーワード、検索トレンドなんかも表示されるので便利です。
先ほど出した、キーワード候補をラッコキーワードで検索してみましょう。

例えば、上記のような感じですね。
キーワードプランナーで検索ボリュームをチェックする
最後に、キーワードプランナーというツールで、キーワードの検索ボリュームをチェックしましょう。
キーワードプランナーとは、Google広告を使うときのツールでして、指定したキーワードの月間検索ボリュームを調べることができます。
※月間検索ボリューム:1ヶ月の間に、何回くらい検索されているかの回数
無料でも使えるのですが、検索ボリュームの数がざっくりとしか出てきません。
広告をいくらか出稿しておけば、具体的な検索ボリューム数をみることができるのですが、初心者の場合は無料版でも十分です。
キーワードプランナーの設定が完了したら、サジェストキーワードを一括取得して、検索ボリュームを調べていきます。
▼ラッコキーワードの右上にある「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックします。

▼その後、キーワードプランナーにアクセスして、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」とクリックします。

▼ラッコキーワードで取得した、全キーワードをペーストして、「開始する」をクリックします。

▼「過去の指標」をクリックすると、月間検索ボリュームが表示されます。

こんな感じで、CSVをダウンロードして、エクセルやGoogleスプレッドシートにコピペしておくとみやすいのでおすすめです。
▼CSVをダウンロードします。


※上記は、GoogleスプレッドシートにCSVをインポートした状態です。
以上で、キーワードを探す手順は完了です。次は、キーワードを選んでいきます。
3.ブログで適切なSEOキーワードの選び方
いよいよ、ブログに入れるキーワードを選んでいきます。
先ほど、キーワードプランナーで抽出したキーワードリスト(サジェストキーワード+月間ボリューム)を使います。
▼キーワードを選ぶ手順は下記のとおりです。
- ロングテールキーワードを選ぶ
- 検索ボリュームをチェックする
- Google検索で上位サイトを確認する
1つずつ、解説していきますね。
①:ロングテールキーワードを選ぶ
まずは、ロングテールキーワードを選んでいきましょう。
ロングテールキーワードとは、2語・3語と、複数の単語を組み合わせたキーワードのことです。
上記のような、ニッチなキーワードを狙っていきます。
どうしてロングテールキーワードを狙うのかといえば、単純に競合が少ないからですね。費用対効果の関係で、法人メディアの多くはビッグ・ミドルワードを狙います。
そのため、ロングテールキーワードは、穴場になりやすいんですよね。
具体的には、3語以上のロングテールキーワードを狙うのがおすすめです。検索意図もハッキリしてくるので、ブログ記事としても書きやすいメリットがあります。
詳しくは、ロングテールキーワードの選び方を解説【結論:初心者はトクに狙い目】をご覧ください。
内部リンクで評価を集める
これは中級者以上向けなのですが、ロングテールキーワードで記事を書いた後は、ビッグ・ミドルワードに内部リンクを貼っていきましょう。
- 評価をあげたいページ=ビッグ・ミドルワードの記事
- 関連ページ=ロングテールキーワードの記事
②:検索キーワードの特徴を理解する
▼キーワードは、以下の2種類に分かれます。
1.情報収集用のキーワード
2.購買につながるキーワード
少し詳しく解説していきますね。
1.情報収集用のキーワード
▼具体例は、以下のような感じです。
- [ ロングテールキーワード とは ]
- [ ブログ 独学 ]
- [ ブログ運営 レポート ]
こういったキーワードは、読者が情報収集のために検索しているため、購入にはつながりません。
しかし、競合も少ないので検索上位は狙いやすいキーワードが多いです。
そして、情報収集用のキーワードは、他のサイトから被リンクをもらいやすいので、ブログのドメインパワーUPにもつながります。
そのため、初心者は情報収集用のキーワードから狙ってみることをおすすめします。
2.購買につながるキーワード
▼具体例は、以下のような感じです。
- [ ブログ運営 有料ツール おすすめ ]
- [ ブログ サーバー 比較 ]
- [ SEO 書籍 おすすめ ]
上記のようなキーワードの場合、読者は何かを購入したいという前提で検索しているので、SEO上位を取れると収益化を狙うことができます。
しかし、競合が多くなるので、初心者がいきなりSEO上位をとるのは難しいです。まずは、情報収集用のキーワードで上位を量産して、その後に狙うことをおすすめします。
③:Google検索で上位サイトを確認する
最後に、競合サイトを確認することで、「キーワードの難易度」と「どんなコンテンツが評価されているか」の2点を調べていきます。
今回は、 [ 英語 学習法 おすすめ ] というキーワードで記事を書く前提で、Google検索してみます。
ちなみに、検索するときはシークレットモードを使うのがおすすめです。シークレットモードとは、閲覧履歴に左右されない検索結果を表示してくれるモードのことです。
» シークレット ブラウジング(Google Chrome ヘルプ)

①:キーワードの難易度について調べる
キーワードの難易度については、検索1ページ目に個人ブログがあるかチェックしてみましょう。
もし、法人メディアや公的機関のサイトしかない場合、上位を狙う難易度は非常に高いことがわかります。
[ 英語 学習法 おすすめ ] の検索結果

[ 英語 学習法 おすすめ ] の場合、個人ブログが1ページ目に2つ以上あるので、難易度としては低〜中くらいです。
1ページ目に個人ブログがないときは、そのキーワードは後回しでOKです。
しかし、読者にとって必要な情報である場合、難易度が高くても記事を作りましょう。
②:どんなコンテンツが評価されているか調べる
SEOにおける暫定的な正解コンテンツとは、上位サイトのコンテンツです。
なぜなら、読者にとって現状のベストな回答を、Googleが検索結果に表示しているからですね。そのため、上位サイトを分析することで、どんなコンテンツが評価されているかチェックすることができます。
▼具体的にどこを見るのかといえば、下記のような観点をチェックします。
- どんなタイトルをつけているか?
- 想定読者はどんな人か?(リード文)
- どんな回答を出してるか?(見出し)
ポイントは、「上位サイトに共通して登場する見出し」を見つけることですね。
コンテンツを丸パクリするのはNGですが、上位サイトで評価されているコンテンツを調べて、自分の記事に取り込むのは大事なことです。
実際、記事を書くときは、上記にプラスしてあなた自身の独自性を活かすことを意識しましょう。失敗体験を含めた「実体験を具体的に書く」などは、とても効果的です。
まとめ:ブログには適切なキーワードを含める必要がある
今回は、「キーワードの入れ方・探し方・選び方」の3つについて解説してきました。
なんとなくキーワードを選んで記事を書いていたという方は、非常にもったいないことをしているので、今後は、キーワードを意識して記事作成していきましょう。
本記事でご紹介した「サジェストキーワードの抽出→キーワードプランナーにかける→検索ボリュームの抽出」といった順番で、キーワードを選んでいきましょう。
SEOを意識した記事の書き方については、ブログ記事を設計する手順と注意点【超重要!】にて解説していますので、ご覧ください。
また、ブログでアフィリエイト収益を得たいという方は、【初心者でも稼げる】アフィリエイトの正しい始め方を解説!をチェックしてみましょう。
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▼ブログをこれから始める方は、コチラの記事をぜひご覧ください。
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というわけで、
今回は「ブログで適切なSEOキーワードの入れ方とは【超重要】」をまとめてみました。
ここまで、記事を読んでいただきありがとうございます
おつかれさまでした!